Causeofpain

痛み炎症について

痛みや炎症は、外的要因による場合もあれば、ゆがみや負担の集中による内的要因からよる場合など原因は様々です。

基本的に痛みを感じるということは身体を動かさないようにして、修復するためのプロセスが発動している状態にあるということです。

例えば身体のどこかが壊れたら新しい血管を生やし傷を治そうとしますが、途中で動かしてしまうと新しい血管はちぎれ傷の回復は遅くなります。

その為に特定の物質(炎症物質)を体内に発生させ痛みを感じさせることで、患部を動かさないように働きかけるのです。

炎症がおこると患部は痛み、腫れたり、熱を持ったり、内出血をおこしたりします。

修復の過程ではケガをしてかさぶたができる時に、発生する物質と同様の物質が発生し、ケガの修復過程で骨と筋膜、筋膜同士、筋膜と腱などをくっつけてしまう(癒着)ことがあるのですが、癒着がなければ前記(前述?)しました筋膜たちはお互いがひっぱり合わずに「滑る(すべる)」状態にあります(なります?)。

しかし癒着がおこると滑らかさは失われてしまい、それが肩、膝、腰などの関節周辺で発生し各種の痛みが発生するように(各種が痛むように?)なります。

身体の一か所が癒着により動きを失うと、次に起こるのは動ける部分が動けない部分の代わりに補ってに動く代償動作です。

代わりに頑張って働く部分は過労状態となり、やがて痛みを発するようになります。また、何らかの出来事やケガ、長期間にわたる負担により、脳からの信号を伝達している神経の伝達に異常が生じ、身体が正常に働かなくなり動きに制限がでたり、慢性痛を発したりすることもあるのです。

当院では、主に癒着はがしのアプローチと、身体の動きに対し指令伝達する神経へのアプローチを行うことで、人が本来もっている力を回復させることを目的とした施術を行います。

Treatment of the area

Treatmentofthearea

痛みなどについての考え方

ケガ、同じ姿勢の継続、動かしすぎ(過負荷)、動かさなさすぎ(不動)等により、お身体への負担がいびつ、かつ、バランスの悪いものとなった時、それらが骨格の歪み、滑走不全、癒着、血行不良、リンパ(流れていない)、神経圧迫などへとつながっていきます。

各部位で様々な病名がありますが、基本的には上記の結果が個別の部位に痛みとして現れたものに対し名前がついているのだと考えています。

手・腕・肩・首・頭

手・腕・肩・首・頭 痛みや可動域制限

手〜首までは筋膜、神経というつながりの中で、できる限り個々のパーツとしてではなく連動するものとして捉え、そこに存在する癒着を剥がすことで血流が改善され、固まっていた筋・腱の滑走の回復を目指します。

また、必要に応じて神経の伝達異常の改善を促し、ご自身の自己治癒力を高める為の施術を行います。

腰背部(ようはいぶ)・首・頭

腰背部(ようはいぶ)・首・頭 腰背部の痛みや可動域制限

肋骨の内側および脊柱に沿った癒着を剥がし、筋・筋膜等の滑走の改善をおこない、関節の動きに着目した施術を行います。

また、必要に応じて神経の伝達異常の改善を促し、ご自身の自己治癒力を高める為の施術を行います。

腰背部とはいいますが、人体を足〜頭までの構造物と考えバランスを整えることを意識しています。

足・膝・股関節

足・膝・股関節 痛みや可動域制限

足〜股関節までに存在する癒着を剥がし、脚から上半身へとつながる内側外側のバランスを意識しながらの施術となります。

また、お身体の土台であり骨盤や上半身への影響も大きいことから、筋トレなどご案内したりすることもあります。

必要に応じて神経の伝達異常の改善を促し、ご自身の自己治癒力を高める為の施術を行います。